![]() Palier en alliage a base d'aluminium
专利摘要:
公开号:WO1981002025A1 申请号:PCT/JP1981/000003 申请日:1981-01-09 公开日:1981-07-23 发明作者:S Kamiya;T Muraki 申请人:Taiho Kogyo Co Ltd;S Kamiya;T Muraki; IPC主号:C22C21-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 発明の名称 [0003] ア ル ミ ニ ウ ム基合金軸受 [0004] 技術分野 [0005] 本発明はア ル ミ - ゥ ム基合金軸受に関する も ので あ ]) 、 さ らに詳 し く 述べる ¾ らば内燃機関の軸受 と して用い られる ス ズ含有ア ル ミ - ゥ ム基合金軸受の 改良に関する も のである 。 [0006] 背景技術 [0007] _上記ア ル ミ - ゥ ム基合金軸受は.、 一般に、 スズ含 有ア ル ミ 二 ゥ ム合金が裏金鋼板に圧接された構造を 有するが、 ス ズ含有ア ル ミ 二 ゥ ム合金と裏金鋼板の 锋着強度を高 く するために圧接後にこれを焼鈍する 工程が不可欠であ !? 、 一般的にはこの焼鈍は A - Fe の金属間化合物が生成する温度以下で長時間行なわ れる 。 と ころがス ズ含有ア ル ミ ニ ウ ム合金では上記 焼鈍に よ って高温下に置かれる と 、 合金組織中でァ ル ミ - ゥ ム結晶粒及びス ズ の析出物が粗大化 し、 軸 受合金 と して要求される高温硬さ及び耐疲労強度が 低下する とい う欠点があ った。 そこで、 ス ズ含有ァ ル ミ 二 ゥ ム 合金の上記欠点を解消するためにスズ以 外の添加元素を含有させた軸受用ア ル ミ 二 ゥ ム合金 も使用されてお!) 、 例えば、 3. 5 〜 4. 5 % Sn - 3. 5 〜 4. 5 % Si - 0. 7 〜 1. 3 % Cu - 残 A 4 〜 8%Sn - l 〜 2 % Si - 0. l 〜 2 % Ctr - 0. l 〜 l %Ni -残 Α·£· 、 3 〜 4 0 % Sn - 0. 1 〜 5 % Pb - 0. 2 〜 2 % Cu - 0. l ~ 3 % Sb - 0. 2 〜 3 % Si - 0. 0 1 〜 : l %Ti -残 、 1 5 ~ 3 0 % Sn - 0. 5 〜 2 % Cu - 残 A 、 —及び 1 〜 2 3 % Sn - 1. 5 〜 9 % Pb - 0. 3 〜 3 % Cu - l 〜 8 % Si —残 A どのス ズ含有ア ル ミ ニ ウ ム 系軸受合金 ( 以下多元系軸受合金と称する ) が車両 用等に使用されていた。 [0008] しか し、 近年の 自動車用内燃機関は小型化及び高 出力化が要求され、 しかも排気ガスの浄化対策のた めのプ ロ ーパイ ガ ス還元装置の取付が要求される よ う に ¾る と 内燃機関の軸受の-使用条件は従来よ D悪 化するに至った。 す わち近年の軸受は小型にて従 来 よ ]) 高荷重及び高温下で使用される よ う に った ため、 従来の多元系軸受合金は疲労破壊や異常摩耗 を起こ して、 自動車の内燃機関の ト ラ ブ ル の一つの 要因に っていた。 るお、 一般に、 金属材料の疲労 現象は一般的には長期に亘つ て該材料が使用された と き に発現するが、 近年の内燃機関では高負荷運転 が比較的短時間継続 した と き でも疲労に よ る軸受の 破壊が起こ る こ とがあ った。 内燃機関内の潤滑油が 高負荷運転時に高温に ]) 、 例えばオ イ ル ハ。 ン内の 潤滑油の温度で測定 した温度が 1 3 0 い し 1 5 0 TC に も達するため、 軸受は相手材である ク ラ ン ク シ ィ -,. V.::-Ο ャ フ ト等と か ]) の高温で摺動 している と推測され る 。 この高温摺動の結果従来の多元系軸受合金の高 温被さが急漦に低下 し、 ま た多元系軸受合金内のス ズ相の溶融又は移動が起こ ] 、 この こ と が該合金の 耐疲労強度を低下させる原因に っ ている と本願発 明者は考える 。 [0009] さ らに、 近年内燃機関にあ っては、 ク ラ ン ク シ ャ フ ト等の軸のコ ス ト低減を図るために、 従来の鍛造 鋼製軸が加工上安価 ¾球状黒鉛錡鉄軸に替え られる 傾向があ !) 、 また軸粗さが大き く る傾向 も ある 。 と ころが球状黒銥鏡鉄軸の機械加工表面には機械加 ェ時に削 ] 取られ脱.落 した黒鉛粒子の跡の窩状部が 多数残ってお ] 、 この部分のエ ツ ヂに よ ])軸受表面 が異常摩耗を.起こ し、 疲労破壊が招かれる と う欠 点が従来の多元系軸受合金にはあ った 。 [0010] 本願出願人は、 ス ズ含有ア ル ミ ニ ウ ム 合金に種々 の添加元素を加えてその諸性質を改良する研究を進 めた結果、 ク ロ ム及び銅を添加 した合金を特願昭 [0011] 5 2 - 2 6 9 0 号 と して特許出願し、 ま た、 ク ロ ム 及び銅 と、 鉛及び Z又は イ ン ヅ ゥ ム と を添加した合 金を特願昭 5 2 - 1 8 2 2 5 号と して特許出願 し、 さ らにス ズ含有ア ル ミ ニ ウ ム合金に ケ ィ 素、 マ ンガ ン 、 ア ン チ モ ン 、 チ タ ン 、 ニ ッ ケ ル 、 鉄、 ヅ ル コ 二 ゥ ム 、 モ リ プ デ ン及びコ バ ル ト の 1 種以上を添加 し 分散析出させる こ と に よ って合金の硬さ及び耐摩耗 [0012] 性を向上させる特許出願を特願昭 5 3 - 8 4 2 3 3 [0013] と して提出 した。 [0014] 発明の開示 [0015] 本発明は 、 従来よ ])摺動温度が高温 'にな ]5 また鍛 [0016] 造鋼製軸が球状黒鉛篛鉄に替え られる傾.向下にある [0017] 内燃機関用軸受 と して適 したア ル ミ - ゥ ム合金軸受 [0018] を提供する こ と を 目 的とする 。 [0019] 本発明に よれば、 重量百分率で、 2. 5 ¾い し 2 5 [0020] % の ス ズ 、 0. 5 ¾ し 8 %の亜鉛及び 1 い し 7 % [0021] の シ リ コ ン ヽ ク ロ ム 、 マ ン ガ ン 、 ニ ッ ケ ル、 、 ジ [0022] 'ル コ ニ ゥ ム 、 モ リ ブデ ン 、 コ ノ ル ト 、 タ ン グ ス テ ン, チ タ ン ゝ 了 ン チ モ ン 、 ニ 才 ブ ナ ジ ゥ ム 、 セ リ ゥ [0023] ム 、 リ ウ ム及びカ ル シ ウ ムか らるる群から選択さ [0024] れた少 く と も 1 種の元素を含有 し、 残部が実質的 [0025] にア ル ミ ニ ゥ ムカ ら ¾る ア ル ミ ニ ゥ ム合金 ( 以下、 [0026] 便宜上 A - Si 合金と称する ) を軸受層 とする軸受 [0027] が提供される 。 [0028] ま た、 本発明に よれば、 重量百分率で、 2- 5 ない [0029] し 2 5 % の ス ズ、 0. 5 い し 8 % の亜鉛及び 0. 1 [0030] い し 1. 0 %未満のク ロ ムを含有するア ル ミ 二 ゥ ム 合 [0031] 金 ( 以下、 便宜上 A - 低 Cr 合金と称する ) を軸受 [0032] 層とする合金が提供される 。 [0033] 本発明の A - Si 合金では 、 シ リ コ ン 、 夕 ロ ム等 、、 yj の析出元素を分散析出させる こ と に よ っ て、 高温硬 さ、 耐摩耗性及び耐疲労強度を'従来のス ズ含有ア ル ミ ニ ゥ ム合金 よ ]) 高め、 また ¾ じみ性は従来合金と 同等に維持 し、 さ らに亜鉛に よ ア ル ミ ニ ウ ム の マ ト リ ッ クスを強化 し、 高温硬さ及び耐疲労強度を一 層高めた ものである 。 本発明の A -低 C r 合金では ク 口 ム は極めて微細な硬質の A - C r 金属間化合物 と してマ ト リ ッ ク ス中に分散 し、 ス ズ粒子の粗大化 防止及びその他の後述の効杲 効杲を奏する 。 [0034] . 本発明の Α·6 - S i , A - 低 C r 合金ではマ ト リ ッ ク ス の強化 と の析出元素 よ るる微細分散物に よ る 合金の強化の両.作用の相乗効果に よ つて単一作用の 場合よ ]) も ア ル ミ ニ ウ ム合金の軸受性能は著 し く 向 上されている 。 [0035] 以下、 本発明の各合金組成につ て説明する 。 [0036] ス ズは ア ル ミ ニ ウ ム 合 '金の性質を軟質に変化させ、 軸受 と して適する潤滑性能及びな じみ性を与える 。 [0037] お、 る-じみ性とは、 軸受の相手材である軸の加工 精度に よ る微小凹凸を軸受材に よ つて埋めすなわち 平坦化 して軸受 と軸 との間に常に潤滑油の油膜が介 在 した状態で両者が接触 し う る よ う に、 軲受の表面 が軸受使用の初期に軸に よ っ て削 !) と られる'軸受の 性質を指す。 ス ズの含有量カ 2 5 %を越える と ア ル ミ ニ ゥ ム合金の ¾ じみ性及び潤滑性は向上するが、 硬さが低下 し、 一方ス ズの含有量が 2· 5 %未満では ア ル ミ ユ ウ ム合金が軸受合金と しては硬質に ])過 ぎな じみ性が低 く なる 。 お、 一般に、 ス ズ含有ァ ル ミ - ゥ ム 合金の耐疲労強度及び高温硬さを内燃機 関用軸受と して要求される性能に対して十分- も の にする ためには、 ス ズは合金中に分散している こ と が重要であるが、 Sn - Α 二元系合金ではス ズ含有 量が 1 5 %を越える と ス ズ粒子は粗大化する傾向が 生 じ ( す ¾わちス ズ粒子を微細に分割 した状態にす る こ と が困難に ] ) S n - A ニ元系合金の硬さが 低下する と'考え られて ^た。 しか し、 本発明では析 出元素の添加効果に よ って、 ス ズ を 2 5 % ま で添加 . した場合でも 内燃機関の軸受と して実用上支障が ¾ く った。 スズの添加量を 2- 5 い し 2 5 % の範囲 でどの よ う に定めるかは、 軸受の用途に応 じ適宜決 定されるべき も のであるが、 一般的には軸受に加わ る荷重、 するわち内燃機関の ヒ。 ス ト ン を経由 して加 え られる爆発荷重、 の大るる と き は ス ズ含有量を低 く 、 例えば 5 〜 1 0 %、 荷重の小なる と き はス ズ含 有量を高 く するの が良い。 軸受に加えられる荷重に よ ] 軸受の変形が起こ るが、 こ の変形に対する軸受 の抵抗を負荷能力 と称する 。 負荷能力は特に問題と らるいが、 高荷重 · 高速回転のために軸受の焼付 が懸念される用途では スズ含有量を高 く 、 例えば 1 5 〜 2 5 %にすれば良い。 [0038] 次に、 A - S i 合金における シ リ コ ン 、 ク ロ ム 、 マ ン ガ ン 、 - ヅ ケ ル 、 鉄、 ジ ル コ ニ ウ ム 、 モ リ ブデ [0039] ン 、 コ パ、 ル ト 、 タ ン グ ス テ ン 、 チ タ ン 、 ア ン チ モ ン、 [0040] ニ オ ブ 、 パ ナ ヅ ゥ ム 、 セ リ ウ ム 、 バ リ ウ ム及びカ ル [0041] シ ゥ ムか らなる群の元素はア ル ミ - ゥ 厶 マ ト リ ッ ク [0042] ス内に析出 し、 その析出形態は元素単体、 元素間の [0043] 金属間化合物、 これ らの 1 も し く は 2種 ¾上の元素 [0044] と ア ル ミ ニ ウ ム と. の金属間化合物、 な どがあるがど [0045] φ形態でも耐摩耗性向上の効果がある。 これ らの析 [0046] 出物の硬さは、 一般に、 ピ ッ カ ース硬さで 7 0 0 〜 [0047] 8 0 0 達 し非常に硬 く 、 この硬質析出物は相手軸が [0048] 球状黒鈕鐃鉄である と き に著 しい耐摩耗性向上効果 [0049] を奏する 。 v /、 [0050] 析出元素は程度の差こそあれ、 ア ル ミ ニ ウ ム の結 [0051] 晶粒の成長を軸受製造及び使用時の高温下で妨げ且 [0052] っ ス ズ粒子の微細均一分散を促進する 。 こ の作用に [0053] 関 し、 特に添加量が少 ¾い場合に作用が著 しい。 上 [0054] 記析出元素の含有量 ( 2 種以上の場合は合計量 ) が [0055] 1 %未満では析出物の量が少 く 耐摩耗性向上の効 [0056] 果が発揮されず、 7 %を越える と析出物が大き く る [0057] 過 ぎる結果ア ル ミ ニ ウ ム合金の機械的強度、 例え [0058] ば じん性及び耐疲労強度、 が低下 し、 且つ圧延が困 [0059] 難に る 。 お Ε延加工性が低下するため、 圧延に [0060] CV.71 [0061] 、 j よ るス ズ粒子の微細均一分散が困難に る 。 上記析 出元素の好ま しい含有量は 1. 5 い し 4. 0 %である < 低 Cr 合金における ク ロ ムは、 ア ル ミ ニ ウ ム 合金の硬さを上昇せしめ、 また高温時の軟化を防止 し、 ま た軸受の裏金と軸受合金と の接合の際の焼鈍 温度でのス ズ粒子の粗大化を招かないとい う効果を 奏 し、' これらの効杲は著 し も のがある 。 まず、 硬 さの上昇と 高温下での軟化を招かるい点について述 ベる と 、 ク ロ ム の含有量が 0. 1 %未満ではこれらの 効果、 特に高温軟化防止効果、 が期待できず、 1. 0 %を越える と後述する よ う に A - Cr 金属間化合物 が細か く 均一に分散でき く な ]) 、 効果が低 く るる。 [0062] 高温軟化の防止、 す ¾わちア ル ミ ニ ウ ム合金の高 温硬さが急激には低下 しるいと う ク 口 ム の効果に つ い てさ らに詳述する と、 ク ロ ム の一部はア ル ミ 二 ゥ 厶 マ ト リ ッ ク スに固溶する こ とに よ ってア ル ミ 二 ゥ ム マ ト リ ッ ク ス の固溶強化 ( 硬化 ) を も た ら し、 ま た再結晶温度を上昇させるために再結晶軟化温度 を高温側にず らす。 さ らに、 ク ロ ム添加に よ ってァ ル ミ ニ ゥ ム 合金は加工硬化性が増大 し、 これを 1 回 以上冷間圧延する と篛造時に比較して硬さが著 し く 高 く る 。 ク ロ ム に よ る再結晶温度上昇作用は、 内 燃機関の軸受がさ らされる高温域 ( オ イ ル ハ。ン の温 度で 1 3 0 〜 1 5 0 1C ) でも 、 ク ロ ム含有ア ル ミ 二 [0063] V IrO ゥ ム合金の機械的性質の温度特性が安定 して維持さ れる点に特に有効である。 特に硬さの温度依存性が ク ロ ム含有に よ ] j 少な ぐ ¾ つ て いる点は、 高温領域 における軸受強度 ( 耐疲労強度及び負荷能力 ) の向 上を も た らす。 ク ロ ム の一部は A 地に固溶し、 固溶 限以上の量と ¾る残部は A 一 C r 金属間化合物と し て析出するが、 この A - C r 金属間化合物は ヴイ ツ カ ー ス硬さで約 3 7 0 を示す硬質析出物であ ]) 、 こ れ らが微細にア ル ミ マ ト リ ッ ク ス中に均一に分散 し ている と高温硬さの維持に寄与する 。 この よ う な析 出物が微細且つ均一に分散する ク ロ ム含有量は 0. 1 ない し 1. 0 %である 。 [0064] 続いて -低 C r 合金のク ロ ム に よ るス ズ粒子の 粗大化阻止効果について述べる 。 ス ズ粒子の粗大化 は ス ズ含有ア ル ミ ニ ゥ ム合金が高温下に置かれた場 合ア ル ミ 二 ゥ ム結晶粒界の移動及びス ズ粒子の移動 又は溶融が起るために生 じる現象である 。 お、 ァ ル ミ ニ ゥ ム結晶粒界の移動は再結晶が開始された こ と に関連する も の、 及びこれとは関連 し い結晶粒 粗大化に よる も のがあ ] 、 一方ス ズ粒子の移動はァ ル ミ 二 ゥ ム の結晶粒が移動 した時に近接のス ズ粒子 が合体に よ ] 安定にる ろ う と して移動する も の、 ス ズ粒子が高温下で安定な形状を と ろ う と して変形す る も のな ど各種要因が考え られる 。 本発明の A - 低 C r 合金に 0. 1 い し 1. 0 含有されたク ロ ム の 一部 は上述の よ う に均一分散 した析出物を形成 し、 これ に よ 1 、 焼鈍又は使用中に、 直接的にはア ル ミ - ゥ ム結晶粒界の移動が妨げ られ、 間接的には ス ズ粒子 の移動つま 粗大化が防止される と考え られる 。 こ の こ と は、 ア ル ミ - ゥ ム合金の冷間圧延及び焼鈍の 繰返 しに よ つて微細化されたス ズ粒子の微細形状が 軸受の使用時に もそのま ま に近い形状で維持でき る こ と につ が ]) 内燃機関用軸受 と して要求される耐 痰労強度及び高温硬さが維持される こ と と るる 。 [0065] おこの よ う るス ズ粒子粗大化.防止効果は、 ス ズ の含 有量が低 場合でも 認め られるが、 比較的高い場合 [0066] ( 約 1 0 %以上 ) において特に著 し く 、 ス ズ粒子が 連続して粗大化 しよ う とする約 1 5 %以上において 特に顕著な効果が現われる 。 さ らに、 ス ズ粒子が微 細るま ま保持されてア ル ミ ニ ウ ム マ ト リ ッ ク ス中に 存在する とい う こ とは、 ス ズ粒子の溶出現象を防止 する と い う点か ら も 有効である と考え られる 。 何と なれば、 純ス ズ の融点は 2 3 1 TC であ ]) 、 内燃機関 軸受摺動表面の摺動時の温度はス ズ の融点以上にな る こ とがあ ]) 、 また通常の違転時でも軸受のさ らさ れる温度は ス ズ融点に近いので、 ス ズ粒子は軸か ら 受ける荷重に よ 塑性流動 し易 く るか極端 ¾場合 には ス ズ粒子は溶融するおそれがある 。 と ころが、 [0067] _C! IFI ス ズ粒子が微細形状を保っている と仮に.これが溶融 [0068] しも し く は著 し 流動状態にな って も 、 ア ル ミ ニ ゥ [0069] ム合金全体の硬さが著 し く 低下するほどの悪影響を [0070] 及ぼさ ¾いと考え られる 。 上述の よ う に、 焼鈍又は [0071] 軸受の使用中の高温でア ル ミ ニ ゥ ム合金の高温硬さ [0072] の低下を防止する こ とができ 、 ま たこれに よ つてァ [0073] ル ミ - ゥ ム合金の耐疲労強度の向上も 図る こ とがで [0074] き る。 上記にて詳述 した よ う に 0. 1 ない し 1 %の小 [0075] 量のク 口 ムは軸受性能向上に非常に有効である 。 A [0076] Γ Si 合金において、 0. 1 ·ない し 1 % ク ロ ム と他の [0077] 析出元素 との合計量が 1 %以上と る よ う に元素を [0078] 選択する と、 球状黒鉛鎳鉄等の篛鉄軸を使用する近 [0079] 年の内燃機関用の軸受 と して高い耐摩耗性及び耐疲 [0080] 労強度が兼備 したア ル ミ ニ ゥ ム合金を提供する こ と [0081] ができ る。 [0082] L ― Si , A - 低 Cr 合金の亜鉛はア ル ミ ニ ウ ム に対する固溶限が比較的高 く 、 本発明に よ るア ル ミ ニ ゥ ム合金への添加範囲内でも殆ん どがア ル ミ ニ ゥ [0083] ム マ ト リ ッ ク ス中に固溶 してい る 。 一般にア ル ミ - ゥ ム に亜 5を若干量含有させた二元系合金は強度が [0084] 低いため実用されてお らず、 A - Zn - X の三元系 [0085] 金属間化合物 ( Xは第三元素 ) .を析出する よ う に し [0086] たア ル ミ ニ ウ ム合金が使用されている 。 —方、 本発 [0087] 明は従来の亜鉛含有ア ル ミ ニ ゥ ム合金の析出強化 と [0088] SEA [0089] _Ο Π [0090] -, v,: o ' は異る !? 、 ア ル ミ ニ ウ ム マ ト リ ッ ク ス の強化に よ [0091] 耐疲労強度、 負荷能力及び高温硬さを良好にする作 用を亜銥添加に よ ] 図る こ と を 目的と している。 亜 鉛はスズ と 同様に低融点金属 と 一般に称されている が、 ス ズ ょ 1 高融点であ ] ス ズ ょ な じみ性には乏 しい。 したがっ て、 ス ズ を含有 し 亜銥含有ア ル ミ ニ ゥ ム合金にあ っては、 その上に鉛系オ ー バ レ イ を施 て軸受と して使用する必要がある 。 と ころが、 本発明のア ル ミ ニ ウ ム合金の よ う にスズを含有する ア ル ミ ニ ウ ム合金に亜鉛を添加する と、 な じみ性が 損われず上記耐疲労強度等の諸性質が向上するので オ ーバ レ イ を使用せずに軸受と して使用可能である。 ¾お、 上記 した よ う に析出元素及びク ロ ム の含有に よ ] 析出物が生成してお 、 ク ロ ム に よ J) マ ト リ ツ ク ス が強化され且つア ル ミ ニ ゥ ム合金の再結晶温度 が高 く る っている こ と が、 亜鉛の上記作用を奏する ために必要 前提である 。 [0092] 本発明の A - Si , - 低じ!: 合金は、 上記組成 に加えて、 さ らに銅及びマ グ ネ シ ウ ム の少 く と も —種を 0. 1 るい し 2. 0 %含有する も のであ って も よ い。 以下.、 こ の合金を A - Cu ( Mg ) 合金と称する。 こ の銅及び Z又はマ グ ネ シ ウ ムは、 Si , Cr の単独 添加に よ る よ j) も高温下での硬さ低下をさ らに少 く し、 また硬さの絶対値も 高 く し、 これに よ つて軸 V IFO [0093] ど λ' ·Π。 受の耐疲労強度がさ らに向上する。 銅及びノ又はマ グネ シ ゥ ムの含有量 ( 両者の場合は合計含有量 ) が 0. 1 未満では高温硬さ低下防止及び硬さ絶対値の 上昇 効果が期待されず、 一方 2. 0 を越える と KJL - C u ( Mg ) 合金が硬 く ¾ ]3過ぎ圧延加工性が害 される と と も に、 潤滑油に対する耐食性も低下する。 [0094] お、 こ の銅及び /又はマ グ ネ シ ウ ム高温硬さ低下 防止の効果は - C u ( Mg ) 合金中の シ リ コ ン等の 析出元素、 ク ロ ム及び亜鉛と共存するために 2 0 0 以上に該合金を加熱 して も 高温硬さは殆んど低下 せず、 高温硬さの低下は極めて起こ ] 難 く 、 この結 杲負荷能力及び耐疲労強度が著 し く 向上する。 銅及 び Z又は亜鉛の含有量は 0. 2 〜 0. 8 である と好ま しい。 [0095] 本発明のア ル ミ ニ ウ ム合金は、 上記二種の組成に 加えて、 さ らに飴、 ビ ス マ ス 、 イ ン ジ ウ ム 、 タ リ ウ ム及び力 ド ミ ゥ ムカゝ ら ¾ る群か ら選択された少な く と も 一種の元素 ( 以下銥等の元素 と称する ) を 0. 1 い し 1 0 % 、 好ま し く は 0. 5 い し 5 ^含有 して も よい ( 以下、 こ の合金を A - P b 合金と称する ) 。 一般に 、 A - S n 二元系合金に上記^等の元素を加 える と 、 これ らの元素は ス ズ粒子中に合金化されて しま いス ズ粒子の融点が低 く る ]3 、 この結果ス ズ粒 子の移動と溶融が起こ 易 く ]3 、 粗大ス ズ粒子に 成長する と う欠点が生じる。 したがって従来、 A - S n - P b 三元系合金を軸受に使用する と高負荷運 転が違続した時に該合金が部分的に溶融 して剝篛す る こ とがあ った。 これに対し本発明の - S i , JL -低 C r合金のよ う に、— 析出元素ク ロ ム を加える こ と に よ って、 冷間圧延に よ って微細化されたス ズ 、 鉛 等の元素又はそれ らの合金等の粒子を高温で も微細 に維持する よ う に してお く と、 それ らの粒子の溶融 と う弊害は生じ ¾い。 一方、 ス ズ 、 銥等の元素あ る はそれ らの合金に よ つて A - P b 合金に高 潤 滑性、 、耐摩耗性及び ¾ じみ性が付与される。 [0096] 本発明のア ル ミ ニ ウ ム合金は'従.来の も の と 同様に 冷間圧延と焼鈍を行 った後、 裏金鋼板に圧接 して、 直接軸と接触する軸受層 と して使用される。 お、 冷間圧延の圧下率は一段階の圧延で 5 〜 5 0 の範 囲で、 全体の圧下率は所望の厚さが得 られる よ う に 定め られる。 焼鈍は冷間圧延後に、 加工応力を除去 するため及び ^部金属間化合物等の析出物を生成す るため 2 7 0 〜 3 5 0 で行 ¾われる。 ス ズ粒子の微 細分散は冷間圧延中にス ズ粒子が分断される よ う に して微細化され、 かかる冷間圧延と焼鈍を繰返して いる過程でス ズ粒子は極めて微細化され且つ均一に ア ル ミ ニ ウ ム マ ト リ ッ ク ス中に分散する よ う に る。 [0097] 上記冷間圧延及び焼鈍の工程でア ル ミ 二 ゥ ム マ ト ' リ ッ ク スに固溶 した亜鉛は軸受の使用中析出又は分 [0098] 散する こ とは と考え られる。 敷延して述べる と [0099] ス ズ及び亜鉛は共に軟質の低融点金属であ る と い う [0100] 性質を有 し、 共晶組成物を作!? 合金ィ匕 し易い。 こ の [0101] 合金化はでき るだけ避けア ル ミ - ゥ ム中に多'く の亜 [0102] 鉛が固溶する よ う に し、 あるいは合金化が起こ て [0103] も zn含有スズ粒子の形状を極めて小さ く する こ とが [0104] 望ま し 。 本発明に よ る と 、 冷間圧延及び焼鈍工程 [0105] に よ ] 、 ス ズ粒子が微細化されているために、 亜鉛 [0106] の効果が始めて実現される。 ま た 0. 1 ない し 1 5έ の [0107] ク π ム は裏金鋼板に圧接する時点では Α - C r 佘属 [0108] 間'化合物が析出 して、 &接後の焼鈍及び軸受 使用 [0109] 中のス ズ微粒子の粗大化を阻止する点で特別の作用 [0110] を有する。 お、 本発明の軸受中の ス ズ微粒子の平 [0111] 均直径は 5 〜 3 0 ミ ク ロ ン の範囲内であ る と好ま し 以下、 実施例に よ っ て本願発明及び従来の合金の [0112] 性質及び合金元素の作用についてさ らに詳 し く 説明 [0113] する 。 [0114] 発明を実施するための最良の形態 [0115] 実施例 1 [0116] 後記の第 1 表の 1 , 第 1 表の 2 において、 試料番 [0117] 号 1 か ら 2 0 は本発明の実施例の合金を示 し、 これ [0118] らはガ ス炉において ア ル ミ ニ ウ ム地金を溶解 し、 次 [0119] 一 C FI 、 : ' ?。 ' に目 的成分に応 じて - Cr 母合金、 A - Cu 母合 金、 及び A - Mg母合金を溶湯に添加 し、 最後に'、 ス ズ 、 亜 、 5、 イ ン ジ ウ ム 、 ビ ス マ ス 、 タ リ ウ ム 及び力 ド ミ ゥ ム の 1 種以上を 目 的成分に応 じて溶湯 に添加 し、 所望組 の溶湯を得た後塩素ガスを吹ん で脱ガス し、 続 て金型に錡造 した。 得られたイ ン ゴ ッ ト を常温の冷間圧延とその後の焼鈍 ( 3 5 0.匸) を繰返 して、 寸法厚さ 6 籠 X幅 2 0 0 籠 の試料を製 造 した。 こ の試料の室温硬さ と 2 0 0 Ό の硬さを測 定 した。 [0120] 続 て上記試料をさ らに冷間圧延 した後、 焼鈍を 行な って裏金鋼板に圧接 し続いて約 3 5 0 1C で接着 - のための焼鈍を行なって、 径 5 2 丽 、 幅 2 0 濯 の半 割軸受形状と した。 軸材質を S 5 5 C の焼入材と し、 上記半割軸受を下記条件で動荷重軸受疲労試験を.行 った o [0121] 試験機 -曽田式動荷重試験機 [0122] すべ iP速度一 4 0 0 〜 4 7 0 m Z分 [0123] 潤滑油種 - SAE 1 0 W 3 0 [0124] 潤滑方法 -強制潤滑 [0125] 潤滑油温一 1 4 0 ± 5 X: [0126] 潤滑油圧一 5 k9,cm2 [0127] 相手材 ( S 5 5 C ) の表面粗さ — 1 im [0128] 相手林の硬さ — Hv 5 0 0 〜 6 0 0 [0129] CMPI 軸受表面粗さ — 1 〜 3 ίπι [0130] 荷重繰返数 - 1 07 回 [0131] ま た、 軸受の摩耗試験を次の条件で行な った。 [0132] 試験機 -超高圧焼付試験機 [0133] すべ ] 速度一 4 6 8 mZ分 [0134] 荷重 — 1 ト ン Z 4 5 分 ( 1 0 0 Ι ,αη2 4 5分に相 当 ) の割合で荷重を漸増させ試料の の 面積当 ] 5 0 0 の荷重の際に試験を中止 した。 [0135] . 潤滑油種一 SAE 1 0 W 3 0 [0136] 潤滑方法 -強制潤滑 [0137] 潤滑油温 一 1 2 0 ± 5 t [0138] 相手材 ( S 5 5 C ) の表面粗さ 一 ' 相手材 ( 球状黒鉛篛鉄 ) の表面の鉄部 ( 黒鉛部を 除 く ) の粗さ 一 1 m [0139] 相手材 ( S 5 5 C ) の硬さ 一 Hv 5 0 0〜6 0 0 相手材 ( 球状黒鉛篛鉄 ) の硬さ - Ην 2 0 0〜3 0 0 さ らに、 焼付荷重の測定を、 焼付に至るま で軸受 に加え られる荷重を増大させた他は摩耗試験 と同様 の条件で行る つた。 [0140] 以上の測定結果及び試料の組成を次表 ( 第 1 表の [0141] 1 , 第 1 表の 2 ) に示す。 なお、 表中試料番号 2.1 ない し.2 3 は比較例の合金であ ] 、 本発明の も の と 同一の製法で製造されたも のであ る。 第 1 表の [0142] [0143] C iFI レ WIPOリ 第 1 表の 2 [0144] [0145] c:-,r i _ 第 1 表の 1 , 第 1 表の 2 中の硬さについて先ず説 明する。 試料番号 2 3 の A - Zn-Pb 合金 ( 比較例 ) は常温で Hv 50 の比較的高 硬さが得られてお ] 、 試料番号 2 1 及び 2 2 と比較する と亜鉛の含有に よ j 合金が冷間圧延に よ ] 加工硬化 し易い性質に変化 したこ とが明 らかであ !) 、 ま た 4 多の亜鉛はア ル ミ 二 ゥ ム固溶限以下であるか らかかる変化は 地の性 質変化に よ る こ と も 分かる。 ま た、 試料番号 2 3 を 2 1 及び 2 2 と比較する と前者の 2 0 0 C での硬さ が よ ]3 高 。 本発明の必須成分である , Sn , Zn 及び Si 等から ¾ る合金 ( 試料番号 1 〜 6 ) は硬さ 自 体はスズを含ま い試料番号 2 3 のも の よ ] 低 。 —方、 軟質のスズを多量に含んでいる ( 特に試料番 号 4 ( 2 0 % ) 及び 5 ( 2 5 ^ ) :) にも かかわ らず、 2 0 0 Όでの硬さが ΗΫ 1 8 以上である こ と に注目 さ れ、 . こ れは亜鉛に よ る Α 地の強化に よ る も の と考え られ-る。 [0146] 次に、 耐疲労強度について説明する。 耐疲労強度 は試料番号 1 し 2 0 の本発明の合金が比較例の 何れよ ]3 も優れている。 スズを含有する比較例の試 料番号 2 1及び 22 と本発明の試料番号 1 るい し 6 と を比較する と、 亜鉛及びシ リ コ ン等の析出元素及び /又はク 口 ム の存在に よ つて耐疲労強度が向上 して いる と結論される。 本発明者の見解では、 ア ル ミ - ゥ ム マ.ト リ ッ ク スを強化する亜鉛が耐疲労強度の向 上に効果がある l 以下のク 口 ム を含有 した資料 番号 2 , 1 0 , 1 3 , 1 6 及び 1 7 の耐疲労強度が 比較的高い。 これは、 ク ロ ムに よ るス ズ粒子の微細 化が耐疲労強度を向上させている'こ と に よ る と考え られる。 なお、 イ ン ジ ウ ム及びタ リ ウ ム を多量に含 有した試料 1 2 の耐疲労強度はあま ]) 高 く な 。 ― 般的には、 特に高温強度が高 く な る よ う にア ル ミ 二 ゥ ム マ ト リ ッ ク ス の強化を図れば耐疲労強度は向上 し、 逆にス ズ .な どの軟質相がア ル ミ - ゥ ム合金中に 多量に存在する と耐疲労強度は低 く るるが ( 資料番 号 4 及び 5 参照 ) 、 2 5 % のスズを含有する資料番 号 2 0 では比較的高い耐疲労強度が得られて る。 [0147] これは、 再三述べたス ズ粒子の微細化と亜鉛に よ る [0148] 地強化に よ る と考え られる。 [0149] 続いて、 摩耗量につ て説明する。 S 5 0 C に対 する摩耗量は比較例の試料番号 2 2 よ ] 本発明の も のがすベて低いと い う.わけではな 。 この比毂例は 潤滑性に富むス ズ及び鉛の合計含有量が多いため摩 耗量が低い と考え られる。 本発明の合金中では鉛又 は ビ ス マ スを含有する も の及びス ズ含有量が多い も O S 5 0 C に対する摩耗量が比較的少ない。 こ の こ とは、 , S n , Zn 及び S i 等を必須成分 とする本 発明の合金組成では、 鉑、 ビ ス マ ス及びス ズ の含有 [0150] vi d" 量が支配的である こ と を意味する。 お、 試料番号 2. 2 で も ¾ 摩耗量が得 られて るため、 スズの微 細 - 均一分散形態は耐疲労強度ほど決定的影響を摩 耗量に^え 。 DC I ( 球状黒鉛鎳鉄 ) に対する摩 耗量は試—料番号 2 ( C r 含有 ) を除 て本発明の も の が比較例の も の よ U低い。 DC I に対する摩耗量は、 S i 等の析出元素及び Pb 等の添加量が多 ほど低 傾向が見られる。 本発明者の見解では DC I に対する 本発明のア ル ミ ニ ウ ム合金の耐摩耗性は、 第 1 には S i 等の硬質析出物に よ ] 、 第 2 は Pb 等の潤滑作用 に よ ]) 付与される と考える。 [0151] 最後に焼付荷重について説明する。 S 5 0 C に対 する焼付荷重は比較例中最も スズを含有する試料番 号 2 1 及び 2 2 の も の よ も本発明の も のがすべて 高 と う わけではない。 鋼材に対する焼付荷重は 耐摩耗性と 同様にス ズ 、 ビ ス マ ス及び銥の含有量の 影響が支配的である。 と ころが DC I に対する焼付荷 重は本発明の も のは比較例の も の と 同等又はそれ以 上である。 特に鉛等を含有する試料番号 1 6 , 1 7 及び 2 0 の焼付荷重が高 く 、 ま たシ リ コ ン等の添加 量が増大する と と も に焼付荷重が増大する傾向が見 られる。 以上の.事実か ら本発明者は次の と お ] 推論 する。 (ィ)鋼材に対するア ル ミ ニ ウ ム合金の焼付抵抗 ( 高い荷重ま で焼付か いこ と ) は主と して シ リ コ _O FI ン等の硬質析出物量と ス ズ の含有量に よ つて支配さ れ、 一方 DC I に対する焼付抵抗は、 ス ズ含有量を同 —と した場合は、 第 1 に亜銥及び鉛等の量に よ ] 第 2 に シ リ コ ン等の析出物量に よ ] 支配される。 (口) DC I に対する焼付抵抗はス ズ の含有量が多いほど高 く な るが、 ス ズ粒子が均一 ' 微細分散形態を呈 して い い と軸受を内燃機関に使用 し う るほど高 く な ら い。 鋼材に対する焼付抵抗はス ズ の分散形態が 支配的で い。 耐摩耗性が優れているア ル ミ - ゥ 合金でも焼付抵抗が必ず しも 高 く ¾い。 耐摩耗性 は主と してア ル ミ ニ ゥ ム合金の組成が、 燒付抵抗は 主と してその組織が影響する。 [0152] 実施例 2 [0153] 実施例 1 と 同 じ条件で第 2 表の 1 , 第 2表の 2 に 示す試料の製作及び試験を行 った。 [0154] 第 2 表の [0155] 第 2 表の 2 [0156] J J [0157] 17 η [0158] 第 2 表の 1 , 第 2表の 2 中の硬さについて先ず説 明する。 試料番号 4 3 の - Zn - Pb 合金(比較例) は常温で Hv 4 6 の比較的高 硬さが得 られてお ] 、 試料番号 4 1 及び 4 2 と 比較する と—亜鉛の含有に よ 合金が冷間圧延に よ ] 加工硬化し易 性質に変化 したこ とが明 らかであ ] 、 また 4 の亜鉛はアル ミ - ゥ ム固溶限以下であるか らかかる変化はアル ミ 二 ゥ ム マ ト リ ッ ク ス の性質変化に よ る こ と も 分かる。 ま た、 試料番号 4 3 を 4 1 及び 4 2 と比較する と前 者の 2 0 0 C での硬さが よ ]) 高 。 本発明の必須成 分であ る , S n , Zn 及び Cr からなる合金 ( 試料 番号 2 4 〜 2 8 ) は硬さ 自体はスズを含ま い試料 番号 4 3 の も の よ ] 著 し く 優れている とはいえ い が、 軟質のスズを多量に含んで る ( 特に 2 5 ^ の 試料番号 2 8 ) に も かかわ らず、 2 0 0 Ό での硬さ が Hv 2 0 以上である こ と に注目 される。 これは卑鉛 に よ る Α 地の強化と ク 口 ム の硬質微粒子に よ るスズ 粒子の粗大化防止の作用に よ る も の と信 じ られる。 この よ う 高温硬さ維持効果は銅及び Z又はマ グネ シ ゥ ム を含有する試料番号 3 3 ない し 3 5 において、 さ らに顕著に る。 なお、 ク ロ ム を含有 しない試料 番号 4 1 い し 4 3 と試料 3 3 及び 3 4 と比較する と分かる よ う に、 高温硬さ維持効杲はク ロ ム の存在 下において実現されている。 [0159] O PI 次に、 耐疲労強度につ て説明する。 耐疲労強度 は試料番号' 2 4 ない し 4 0 の本発明の合金が比較例' の何れ よ も 優れている。 スズを含有する比較例の 試料番号 4 1 及び 4 2 と本発明の試料番号 2 4 い し 4 0 と を比較する と、 亜鉛及びク π ム の存在に よ一 つて耐疲労強度が向上 している と結論される。 銅又 は銅及びマ グネ シ ウ ム を含有 し 試料の耐疲労強度 は著 し く 高 く な つ ているが、 ィ ン ヅ ゥ ム 及びタ リ ゥ ム を含有 した試料 3 2 の耐疲労強度はあま 1 高 く い—。 この よ う に添加元素の種類に よ ]) ア ル ミ - ゥ ム 合金の耐疲労強度が異 った影響を受けている。 一 般的には、 特に高温強度が高 く なる よ う にア ル ミ - ゥ ム マ ト リ ッ ク スの強化を図れば耐疲労強度は向上 し、 逆にス ズ どの軟質相がア ル ミ ニ ウ ム合金中に 多量に存在する と耐疲労強度は低 く る るが ( 資料番 号 4 2 及び 4 3 参照 ) 、 2 5 % のスズを含有する資 ,料番号 2 8 ては、 再三述べたスズ粒子の微細化と亜 鉛に よ るア ル ミ - ゥ 厶 マ ト リ ッ ク ス の強化に よ っ て、 高い耐疲労強度が得られている。 こ の よ う にスズ含 有量が多 く 、 したがってな じみ性及び潤滑性に富む と と も に耐疲労強度が優れている こ とが本発明の軸 受合金の大き 特色であ る。 [0160] 続いて、 摩耗量について説明する。 摩耗量は比較 例の試料番号 4 2 のも の よ J 本発明の も のがすべて [0161] 0: PI 低 と う わけではない。 こ の比較例は潤滑性に 富むス ズ及び鉛の合計含有暈が多い'ため摩耗量が低 いと考え られる。 本発明の合金中では銥又は ビ スマ ス を含有する も の及びス ズ含有量が多いも のの摩耗 量が比較的少 。 こ の こ とは、 A:t , S n , Z 及び C r を必須成分とする本発明の合金組成では; 銥、 ビ ス マ ス及びス ズ の含有量が支配的である こ と を意味す る。 、 試料番号 4 2 でも低摩耗量が得 られてい るため、 ス ズ の微細 · 均一分散形態は耐疲労強度及 び硬さほど決定的影響を摩耗量に与え い。 [0162] 最後に焼付荷重につい.て説明する。 焼付荷重は比 較.例中最も ス ズ含有量が高 試料番号 4 1 の も の よ ]) も本発明の も のがすべて高 と い う わけでは い 焼付荷重は耐摩耗性と 同様にス ズ 、 ビ ス マ ス及び鉛 の含有量の影響が支配的である。 [0163] 産業上の利用可能性 [0164] 本発明の合金は高温硬さ , 耐疲労強度 , 耐摩耗性 及び耐焼付性を総合的に従来の合金と比較する と 、 近年の内燃機関用軸受と して優れた性能を も つてい る と判断され、 軸受の信頼性の向上及び寿命の延長 が達成される。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 . 囲 . 1. 重量百分率で、 2. 5 ¾い し 2 5 % の ス ズ 、 0. 5. い し 8 の亜 |&及び 1 るい し 7 の シ リ コ ン 、 ク ロ ム 、 マ ン ガ ン 、 ニ ッ ケ ル 、 鉄、 、ク ル コ ニ ゥ Λ 、 モ リ ブ デ ン 、 コ ノ ル ト 、 タ ン ク, ス テ ン 、 チ タ ン - 了 ン チ モ ン 、 ニ オ ブ 、 ハ * ナ ジ ゥ ム 、 セ リ ウ ム 、 ハ * リ ウ ム及びカ ル シ ウ ムか らなる群から選択された.少 く と も 1 種の元素を含有 し、 残部が実質的にア ル ミ 二 ゥ ムか らなるア ル ミ ニ ゥ ム合金を軸受層とする軸受。 2. 前記ア ル ミ ニ ウ ム合金が鋼板の裏金.上に圧接 及び焼鈍に よ' ] .接着されて る こ と を特徵とする請 求の範囲第 1 項記載の軸受。 ' 3. 前記ア ル ミ - ゥ ム合金が内燃機関の ビ ス .ト ン に よ ] 羅動せしめ られる鋼又は錡鉄軸と潤滑油の油 膜を介 して接触 している こ と を特徴とする請求の範 囲第 2項記載の軸受。 4. 重量百分率で、 2. 5 い し 2 5 のス ズ 、 0. 5 ¾い し 8 % の亜錯、 1 い し 7 % の シ リ コ ン 、 ク ロ ム 、 マ ン ガ ン 、 ニ ッ ケ ル 、 鉄、 ジ ル コ ニ ウ ム 、 モ リ ブ デ ン 、 コ ノヾ ル ト - タ ン グ ス テ ン 、 チ タ ン 、 ァ ン チ モ ン 、 ニ オ ブ 、 バ ナ ジ ウ ム 、 セ リ ウ ム 、 ノ リ ウ ム及びカ ル シ ウ ム か ら る群か ら選択された少 く と も 1 種の元素及び 0. 1 い し 2. 0 の銅及び Ζ又 はマ グ ネ シ ウ ム を含有 し、 残部が実質的にア ル ミ 二 WIFO _ ゥ ムか ら るア ル ミ - ゥ ム合金を軸受層 とする軸受 5. 前記ア ル ミ ニ ウ ム合拿が鋼板の裏金上に圧接 及び焼鈍に よ ] 接着されている こ と を特徵とする請 求の範囲第 4項記載の軸受。 6. 前記ア ル ミ ニ ウ ム合金が内燃機関の ピ'ス ト ン に よ 駆動せしめ られる鋼軸又は篛鉄軸と潤滑油の 油膜を介して接触 している こ と を特徵とする請求の 範囲第 5項記載の軸受。 7. 重量百分率で、 2. 5 い し 2 5 % の ス ズ、 Q. 5 し 8 の亜鉛、 1 るい し 7 % の シ リ コ ン 、 ク ロ ム 、 マ ン ガ ン 、 ニ ッ ケ ル 、 鉄、 ジ ル コ ニ ウ ム 、 モ リ ブ デ ン 、 コ ノ ル 卜 、 タ ン グス テ ン 、 チ タ ン 、 了 ン チ モ ン 、 ニ オ ブ 、 ハ * ナ ヅ ゥ ム 、 セ リ ウ ム 、 パ リ ゥ ム及びカ ル シ ウ ムか らなる群か ら選択された少 く と も 1 種の元素及び 0. 1 い し 1 0 %の鉛、 ビ スマ ス 、 イ ン ジ ウ ム 、 タ リ ウ ム及びカ ド ミ ウ ムか ら なる 群か ら選択された少 く と も 1 種の元素を含有 し、 残部が実質的に了 ル ミ - ゥ ムか らな るア ル ミ ニ ウ ム 合金を軸受層 とする軸受。 8. 前記ア ル ミ - ゥ ム合金が鈮板の裏金上に圧接 及び焼鈍に よ D 接着されている こ と を特徵とする請 求の範囲第 7 項記載の軸受。 9. 前記ア ル ミ ニ ウ ム合金が内燃機関の ピ ス ト ン に よ D駆動せしめ られる鍰軸又は篛鉄軸と潤滑油の CMFI 油膜を介 して接触 している こ と .を特徵とする請求の 範囲第 8 項記載の軸受 1 0. 重量百分率で、 2. 5 い し 2 5 ^ の ス ズ、 0. 5 い し 8 の亜鉗、 1 し 7 % の シ リ コ ン 、 — ク ロ ム 、 マ ン ガ ン 、 - ッ ケ ル 、 鉄、 ジ ル コ ニ ウ ム-、 モ リ ブ デ ン 、 コ ハ ル ト 、 タ ン グ ス テ ン 、 チ タ ン 、 了 ン チ.モ ン 、 ニ オ ブ 、 パ ナ ジ ゥ ム 、 セ リ ウ ム 、 ハ * リ ウ ム及びカ ル シ ウ ム力 ら る群から選択された少 く と も 1 種の元素、 0. 1 い し 2. 0 の銅及び /又は グ ネ シ ゥ ム 、 及び 0. 1 い し 1 0 % の! & 、 ビ スマ ス 、 イ ン ジ ウ ム 、 タ リ ゥ ム及び力 ド ミ ゥ か らなる 群か ら選択された少 く と も 1 種の元素を含有 し、 残部,が実質的にア ル ミ - ゥ ムから る ア ル ミ ニ ウ ム 合金を軸受層 とする軸受。 1 1. 前記ア ル ミ ニ ゥ ム合金が銅板の裏金上に圧接 及び焼鈍に よ !) 接着されて る こ と を特徵 とする請 求の範囲第 1 0 項記載の軸受。 1 2. 前記ア ル ミ 二 ゥ ム合金が内燃機関の ビ ス ト ン に よ J 駆動せしめ られる鋼軸又は鎳鉄軸と潤滑油の 油膜を介 して接触 して る こ と を特徵とする請求の 範囲第 1 1 項記載の軸 13. 重量百分率で、 2. 5 ない し 2 5 のス ズ、 0. 5 ¾い し 8 の亜 &及び 0. 1 ない し 1. 0 %未満の ク π ム を含有 し、 残部が実質的にア ル ミ ニ ウ ムか ら ΟΜΡΙ 5 漏 ^ るア ル ミ 二 ゥ ム合金を軸受層とする軸受。 14. 前記ア ル ミ ニ ウ ム合 が鋼板の裏金上に圧接 及び焼鈍に よ 接着されて る こ と を特徵とする a 求の範囲第 1 項記載の軸受。 15. 前記ア ル ミ - ゥ ム合金が内燃機関の ビ ス ト ン に よ 驟動せしめ られる鋼軸と潤滑油の油膜を介 し て接触している こ と を特徵とする請求の範囲第 1 4 項記載の軸受。 16. 重量百分率で、 2. 5 ¾い し 2 5 % の ス ズ 0. 5 し 8 の亜飴、 0. 1 い し 1. 0 未滴のク ロ ム及び 0. 1 ない し 2. 0 の銅及びマグネ シ ゥ ムか ら る群よ ] 選択された少 く と も 1 種の元素を含 有 し、 残部が実質的にア ル ミ - ゥ 厶か らな るァル ミ 二 ゥ ム合金を軸受層とする軸受。 . 17. 前記ア ル ミ ニ ウ ム合金が鋼板の裏金上に圧接 及び焼鈍に よ 接着されている こ と を特徵とする 3B 求の範囲第 1 6 項記載の軸受。 ノ 18. 前記ア ル ミ - ゥ ム合金が内燃機関の ビ ス ト ン に よ 駆動せ しめ られる鋼軸と潤滑油の油膜を介 し て接触 している こ と を特徵とする請求の範囲第 項記載の軸受。 19. 重量百分率で、 2. 5 い し 2 5 % の ス ズ 0. 5 い し 8 の亜 5、 0. 1 い し 1. 0 未満のク ロ ム 、 0. 1 ない し 2. 0 % の銅及び /又はマグネ シ ゥ ί Ο ? I vvipo ム及び 0. 1 ¾い し 1 0 の鉛、 ビ ス マ ス 、 イ ン ジ ゥ ム 、 タ リ ウ ム及びカ ド ミ ウ ムか ら ¾ る群から選択さ れた少 く と も 1 種の元素を含有 し、 残部が実質的 にア ル ミ ニ ゥ ム カゝ ら ¾ る 了 ル ミ ニ ゥ ム合金を軸受層 とする軸受。 20. gij 3己ァル ミ ニ ゥ ム合金が鋼板の裏金上に圧接 及び焼鈍に よ ] 接着されている こ と を特徵とする請 求の範 丄 9 項記載の軸受 o 21. 前記ァル ミ ニ ゥ ム合金が内燃機関の ビ ス ト ン によ ! 駆動せ しめ られる鋼軸と潤滑油の油膜を介 し て接触 している こ と を特徵 とする請求の範囲第 2 0 項記载の軸受 22. 分率で、 2. 5 ¾い し 2 5 のス ズ 、 0. 5 い し 8 の亜鉛、 0. 1 ¾ し 1. 0 5¾未満のク ロ ム及び 0. 1 ¾ し 1 0 % の &、 ビ ス マ ス 、 イ ン ク ゥ ム 、 タ リ ウ ム及び力 P ミ ゥ ム を含有 し、 残部が実 質的にア ル ミ - ゥ ム である こ と を特徵とする ア ル ミ ニ ゥ ム合金を軸受層 とする軸受。 23. 目 記ァル ミ ユ ウ ム合金が鋼板の裏金上に圧接 及び焼鈍に よ J 接着されて ^る こ と を特徵とする請 求の範囲第 2 2項記载の軸受 24. 目 lj SC 了 ル ミ ニ ゥ ム合金が内燃機関の ビ ス ト ン に よ !)駆動せ しめ られる銅軸 と潤滑油の油膜を介 し て接触 して ^る こ と を特徵とする請求の範囲第 2 3 - 項記載の軸受 OMFI 漏
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